Vブレーキの取付けと調整

私が装着している Vブレーキは、
Ridea(リデア)V-Brake CNC です。
ショートアームCSV と ロングCLVが
あります。
・MTB改:ショートアーム
・ミニベロ(451):ロングアーム
→ 後述

参考 >
CNC加工とはコンピューターによって制御
される高精度の部品を製造する技術です。
Ridea Vブレーキには安価な鍛造品と
CNCバージョンがあります。


まずブレーキアームを取り付けます。
この小さな 3 個のアナボコ。
アームのスプリングをいずれかの穴に
差し込みます。
上:締め付け 強
中:締め付け 中
下:締め付け 弱

* ブレーキレバーを開放したときに
 しっかり引き戻す強さを選択

スプリング受け穴

 

スプリング受け穴の選択

 
アームを固定したらブレーキシューを
仮止めします。
→ おおよその位置決を決めておきます。

その後ケーブルをボルトで固定します。
→ ケーブル装着後に、レバーを強く
 握ってシューのボルトを本締め。
→ クイッ!クイッ!と細かく締める。
 


ワッシャーの入れ替え >
ブレーキ取付けの際、シューがリムに接触
してしまう時はワッシャーを入れ替えます。
およそ以下の設定となっています。

* 凹凸の向きを誤らないように注意。
 


シューの取り付け >
ブレーキレバーを握ったとき、
シューとリムをできるだけ直角に
当てます。
そのためレバーを軽く握って、指で
ゴム部分をリムに押し付けます。
→ このときのボルト位置で締め込みます。

リムとシューの間隔は1.0~2.0mmを目安に
ブレーキレバーの引き幅を調整します。
シューの取付け高さは、リム上端から
約1.0mm下(Z)に設定します。

~ シマノHP引用

 


ブレーキシューの片効き調整 >
ブレーキ本体のスプリング調整ネジでリム
とブレーキシューとの間隔を左右均等に
調整します。

メーカーによってアーレンキー(2mm)又は
プラスドライバーを使用します。
ネジは1/4回転ずつ回して調整します。

小径のネジはなめやすいので要注意です。
→ しっかり押し込んでゆっくり回す。

参考 >
スプリング調整ネジの回転方向
・右回転:バネの力が強くなる。
 → シューがリムから離れる
・左回転:バネの力が弱くなる。
 → シューがリムに近づく
片効きしている側の調整ネジを右に回すと
片効きが解消されます。

Ridea(リデア)ショートアームCSV

スプリング調整ネジは、できれば左右均等
に締めこむのが理想的です。
ネジ左右の締込みが極端に違う場合は、
逆側のネジを回して調整しましょう。

シマノ TRP-CX9

参考 >
ブレーキシューの片効きは、Vブレーキの
欠点でもあります。
本体の汚れや、わずかなワイヤーのサビ、
またケーブルの取回しが急カーブになって
無理があっても左右均等になりません。
何度も調整を繰り返すときには、
本体の清掃とグリスアップも必要です。
ワイヤーの交換時期かもしれません。
 
リードパイプがワイヤーの引きを邪魔して
いる事もあります。
一般的には、
・135°:フロント用
・90°:リア用
とされています。

私はフレシキブルタイプを使用しています。

リードパイプ

選択の際には、先端の挿入口が細くなって
いるものが使い易いと思います。

Ruler Vブレーキガイドパイプ LY-VBP08

・シマノ インナーリードユニット BR-M739
・BBB インナーケーブルリード ビーパイプ
 BCB-91
 
参考 >
・Vブレーキと輪行
 


取り付け位置の目安となる補助チューナー
なるものなどがありますが、、、
ズレるし、高さ調整にも難があります。
仮装着の参考程度にしかならなりません。
結局手作業となる(~ 私見)
→ ロード用リムは未使用のため不明

* トゥイン設定
 → シューの進行方向前を狭くして
  ブレーキ鳴きを軽減する設定。
  0.5mm以下が目安です。
 → シューの後方に名刺厚の紙を挟むと
  良いと思います。

ブレーキシューチューナー

 


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