六甲山 7 足付きなしで上る①

ポタリング組のボク達でも、足付き無しで
六甲山に上ることができます。

六甲山

もちろん、まずは体力です。
走り込んで、バイクに慣れましょう。
この際、無理は禁物です。
* ヒザなど、体にのどこかにガタがきます。

走行中は、
* 乗車姿勢をチェックしましょう。
* スムースなペダル回転を心掛けます。

習熟するにしたがって、少しづつ乗り方が
理解できるようになってきます。

 
次に、相棒との相性があります。
フレームサイズは、合っているか?
ポジションの設定はよいか?

ロードバイクで速さを追求する人の
ようなこだわりは無用ですが、
例えば、
身長 165cm の人が、175cm サイズの車体
に乗るには無理があります。

 
それらは、平地でも共通なのですが、
とくに山の場合は、ギア比が重要です。

ギア比とは、ペダルを 1 回転させたとき
に後輪が何回転しているかという比率です。

フロントギア歯数÷リアギア歯数=ギア比
重いギア比では、誰も山には上れない。
フロントシングルギアでは、まず無理。
訓練で山を上がる競輪選手は、別格のプロ
ですから、これは例外です。
 


例えば、ダホン Mu P9 の製品仕様は、
フロントシングルで、53T (T = 歯数)
リアのローギアは、34T
ローギア比:53 ÷ 34 = 1.56

この設定は、相当の脚力がなければ、
山では厳しいといえます。

そこで、フロントを 2 速に改造して、
53-42T さらに 52-38T に改造しました。
ローギア比:38 ÷ 34 = 1.12

 
ギア比は、少しずつ軽い設定になって
います。
山を意識した結果ですが、急坂では
まだ軽いギアがほしい。
Mu P9 は街乗り用のバイクといえます。
 


一般的に、
F 2 速のミニベロのローギア比は 1.0前後
だと思いますが、良否は各人各様。
走ってみないと分からない。

Friday

留意すべきは、
ギア比を軽すぎる設定にすると、ペダルの
回転数を上げなければ前に進みません。
平地でスピードが出せなくなります。

同じ体格でも、体力には個人差があります。
他人の設定は参考程度に留めましょう。
現在の設定で走り込んで、自分に合う
ギア比を見つけましょう。

何しろ、原始力エネルギー 1馬力ですから
まことに悩ましい。

Friday には、ロード系の Tiagra コンポ
装着しています。

フロント 2 速:52-36T
リア 10 速:11-34T
ローギア比:36 ÷ 34 = 1.06

さらに、
フロント 50-34T としました。
ローギア比:34 ÷ 34 = 1.0

旅行では、バッグを装着しますので、
ギア比は、1.0 以下にしたいところですが、
近場のツーリングの際には、平地での速度
が犠牲になります。
ミニベロでは、悩ましい選択です。
 
参考 >
・ミニベロ F3速
 
さて、まだ大切なことがあります。
 


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